PangoはNeuroのチャットを見られますか?
Pangoの担当者がチャットを確認できる条件、アクセス記録、シークレットチャットに残る情報を説明します。
目次
まず、短くお答えします
広告アカウントや顧客向けレポートをつなぐ前に、誰が会話を読めるのか確認しておきたいものです。Pangoのサポート担当者であるという理由だけでは、お客様のチャットを開けません。
短くお答えすると、既定では見られません。Pangoの担当者が管理画面からお客様のチャットを自由に開ける仕組みにはなっていません。
チャットの本文は、既定でロックされています
Pangoがサービスを運営するうえで、どの組織の、どのワークスペースの、誰が作ったチャットなのかといった基本の情報は必要です。しかし、チャットのタイトルとメッセージの本文は、別の手続きなしに開いた状態にはしていません。
- サポートでチャットの確認がどうしても必要な場合、Pangoの担当者がまず理由と必要な時間を書いて申請します。
- お客様の組織のオーナーまたは管理者が、その申請を見て承認または却下します。
- 承認された場合にのみ、決められた時間だけそのチャットを閲覧できます。
- 時間が過ぎると再びロックされ、もう一度見るには新たに申請が必要です。
この手続きの目的はシンプルです。サポートに必要な瞬間には対応しつつ、平常時にお客様の会話が運営の都合で開いたままにならないようにすることです。
本当に急ぐ障害対応でも、記録なしには開きません
ごくまれに、お客様の承認を待つのが難しい障害対応の状況もありえます。その場合も、誰かが静かに開いて見るという運用にはしていません。
緊急の閲覧は理由を残す必要があり、短い時間だけ許可されます。お客様の管理者が後から確認できるよう、誰が、いつ、なぜ閲覧したのかも記録されます。
お客様の管理画面に残る記録
チャットへのアクセスの申請、承認、却下、実際の閲覧、緊急の閲覧は、お客様の管理者が確認できる記録として残ります。「誰が見たのかわからない」という状態を作らないためです。
| 状況 | 残る内容 | なぜ必要か |
|---|---|---|
| 閲覧の申請 | どのチャットか、誰が申請したか、なぜ必要か | お客様が承認するかどうかを判断するため |
| 承認または却下 | 誰がいつ処理したか | 申請がどう処理されたのかを確認するため |
| 実際の閲覧 | 誰がいつ閲覧したか | 承認のあと、実際にアクセスしたのかを確認するため |
| 緊急の閲覧 | 閲覧者、理由、有効期限 | お客様の承認なしに開かれた例外の状況を確認するため |
残したくない作業は、シークレットチャットで行います
広告を運用していると、記録として残したくない作業もあります。まだ確定していない予算の話、社内の機微なメモ、クライアント名が混ざる分析の依頼のような、慎重に扱いたい会話です。
そうしたときは、ワークスペースのチャットのシークレットモードを使えます。通常のチャットとは分離された全画面で開き、終了すると、チャットの履歴やAIのメモリーに残りません。
- Google広告、Meta広告、Yahoo!広告、LINE広告のように、ワークスペースに連携された広告ツールはそのまま使えます。
- シークレットチャットの質問と回答は、通常のチャットの一覧には残りません。
- AIが後から参照するメモリーにも保存しません。
- シークレットの終了を押すと、会話の内容と一時ファイルの参照をすぐに整理します。
- ブラウザが突然終了しても、残ったシークレットチャットは有効期限を基準にあらためて整理されます。
シークレットチャットは、機能を減らしたモードではありません。必要な広告ツールはそのまま使いながら、会話の内容をNeuroの履歴とメモリーに残さないモードです。
シークレットでも、利用量は集計されます
シークレットチャットも実際のAIモデルと広告ツールを使うため、利用量と課金の集計は必要です。そのため、どのワークスペースでどれだけ使ったのか、シークレットチャットだったのか、といった最小限の記録は残します。
その代わり、お客様が入力した質問とAIの回答の本文は、利用量の記録には書きません。費用の計算に必要な数値は残し、会話の内容そのものは後から開ける形では保管しない、というのが基準です。
AIモデルの提供元が学習に使うかも確認が必要です
Neuroは、OpenAIやAnthropicのような商用のAIサービスを使っています。この部分はPangoが独自に約束できる領域ではないため、各社の公式ドキュメントを基準に説明します。
- OpenAIは、別途同意しない限り、APIに送信されたデータをモデル学習に使わないと案内しています。
- Anthropicは、商用製品の入力と出力について、利用者が別のプログラムに参加しない限りモデルの学習に使わないと案内しています。
- 正確な保存期間と細かい条件は、お客様のセキュリティレビューの段階で、最新の公式ドキュメントとあわせて確認するのがもっとも安全です。
チームに共有する説明
参考資料
- OpenAI API Docs: Data controls in the OpenAI platform
OpenAI APIのデータについて、学習への利用の有無、abuse monitoring、application state、保存期間の制御を説明した公式ドキュメントです。
- Anthropic Privacy Center: How do you use personal data in model training?
Anthropic APIやClaude for Workのような商用製品における、モデル学習へのデータ利用の原則を説明した公式ドキュメントです。